相続手続にかかる費用の色々 2017.12.27
人が亡くなった時、葬儀費用やお墓の費用はよく心配されがちです。 しかし、故人を送る費用だけではなく、その後の手続にも様々な費用がかかります。 相続人の一人が代表して手続を行うと、実際に支払をしていない他の人は出費の実感が薄くなってしまいがちです。 相続税や登録免許税等は財産の額に応じて支払いますから、受けとった人の負担分が判りやすいですが、その他にも書類取得費や交通費など細々とした出費が沢山あります。 一つ一つは少額でも、すべて負担するとなると大きな額になります。 手続の手間を引き受けた上に費用も負担するとなれば、不満が出ることもあるでしょう。 遺産分割協議や財産清算の際にはこれらも考慮しておきましょう。 《提出書類等の参考額》 戸籍謄本・・・・1通450円 (被相続人、相続人全員分) 除籍謄本・改製原戸籍謄本・・・・1通750円 (被相続人の出生~死亡までのもの。必要枚数は自治体ごとの改製年や、故人の転籍回数等により違います) 住民票・・・・1通300円 住民票除票・・・・1通300円 固定資産税評価証明書・・・・1通300円 ※自治体によって金額が異なる場合があります